最近オープンイヤー型のイヤホンが増えてきていますね。
通常の耳を塞ぐ形のイヤホンもいくつか使用していますが、長時間使っていると耳が痛くなってしまうことが多かったのが悩みの1つでした。
オープンイヤー型の場合、耳を塞がずに使用できるので不快感が少なく、長時間装着できることが最大のメリットだと思っています。
外部の音も聞こえるので、作業をしながらの「ながら聴き」には最適なイヤホンです。
今回はそんなオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンの中で、特に有力な候補の1つとなる「SOUNDPEATS GoFree2」をSOUNDPEATSさんからご提供いただいたので、以前購入して使用してきた「SHOKZ OpenFit」と比較しながら、使用感やメリットなどをまとめます。
結論としては「コスパが良すぎて、ホントにいいの…?と心配になるレベル」のイヤホンです。
製品のビルドクオリティや音質共に十分すぎるレベルで、マルチポイント接続や通話にも対応しているとのことで機能性も高く、オープンイヤー型イヤホンを試してみたいという方には自信を持ってオススメできるイヤホンだと思います。
- 圧倒的なコストパフォーマンスの良さ
- 8.3gと超軽量で快適な装着感
- マルチポイント対応で接続機器の切り替えスムーズ
- IPX5レベルの防水機能でスポーツでの使用も安心
- 9時間連続再生可能/ケース併用で35時間使用可能
- LDACコーデック対応、ハイレゾ認証取得の音質
- 音量調整方法などのカスタマイズはできない
- アプリを使用するためにはアカウント登録が必要
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SOUNDPEATSとは?
まずは簡単にメーカーの概要をご紹介。
SOUNDPEATSは2010年に中国深センで設立したイヤホン専門のオーディオブランドで、高品質・高性能なBuleToothイヤホンを世に送り出してきました。
「無限に広がる“音”の可能性を伝える。」というビジョンのもと、日本やアメリカなど世界30の国・地域で累計3,000万台のイヤホンを販売してきた実績があります。
日本版のXアカウントはフォロワー6万人超えと多く、日本でも人気がある老舗イヤホンブランドです。
ピーツくんというパンダのキャラクターが印象的。
SOUNDPEATS GoFree2のスペック・開封
SOUNDPEATS GoFree2の詳しいスペックを、公式サイトの情報を元に掲載しておきますので気になる方はどうぞ。
本体寸法(L×W×H) | 84.4×65.3×28.9mm(ケース込み) |
重量 | 約9g(イヤホン/片側) 約71g(充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX5 |
バッテリー容量 | 450mAh(ケース) 60mAh*2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約9時間 約35時間 (充電ケース併用) |
充電時間 | イヤホン本体:1.5時間 |
充電ポート | Type-C |
Bluetooth仕様 | Bluetoothバージョン:5.3 |
対応プロファイル | A2DP 1.3 AVRCP 1.6 HFP 1.7 SPP 1.2,GATT |
対応コーデック | AAC SBC LDAC |
通信範囲 | 10M |
それでは早速「SOUNDPEATS GoFree2」を開封していきます。
価格は安価ですが、外箱からは安っぽさが感じられません。
箱を開けるとこんな感じで本体が収められていました。
同梱されているものも必要最低限に抑えられていて「本体・充電ケーブル・取扱説明書」という簡潔さ。
充電ケーブルは底蓋を開いたところに収納されているので、若干気付くのに時間がかかりました。
USB-Cのケーブルが付属しています。
GoFree2本体のケースの質感は、内側はツルツルとしたプラスチックなのですが、外側に関してはマットな触り心地で好印象です。
充電はUSB-Cに対応しており、ケースの背面に設置されています。
イヤホン本体はこんな感じでケースに収められています。
本体の重量は約9gということなので、持った感じは非常に軽い印象。
初回のペアリングを開始するにはこちらの絶縁シールを剥がし、再びケースに戻す必要があります。
裏面はこのような作りになっています。
音の出口をドライバーユニット先端に配置することで、音漏れを軽減するように工夫されているとのこと。
銀色の部分がタッチボタンになっていて、ここで音量調整や一時停止・再生などをコントロールできます。
全体的に質感としては安っぽくなく良い感じです。
SOUNDPEATS GoFree2の初期設定
初回ペアリングの手順
初回のペアリングは、イヤホンの絶縁シールを外した後に一旦イヤホンをケースに戻します。
そうすると自動でイヤホンがペアリングモードに切り替わるとのこと。
端末のBluetooth機能をオンにして、デバイスリストから「SOUNDPEATS GoFree 2」を選択すればイヤ
ホンとのペアリングが完了です。
アプリの設定に関して
アプリは2種類あるようですが「SOUNDPEATS」という青色のロゴのアプリをインストールしましょう。
アプリの評価がやや低いのですが、利用する際に会員登録が必要なことを不満に思っているユーザーが多いようです。
登録自体はメールアドレスを認証するだけなので、そこまで手間ではないかと思います。
ただ会員登録なしでもすぐにアプリを使えるようにした方がユーザーフレンドリーかもしれません。
アプリではイコライザの調整や、マルチポイントの切り替えなどが基本的な内容が設定できます。
SOUNDPEATS GoFree2とSHOKZ OpenFitの比較
ここからは実際に既に購入して使用していたSHOKZ OpenFitというオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンとの比較をしながら、SOUNDPEATS GoFree2の使用感をまとめていきます。
前提として、価格差が約4倍程度あるのでご注意ください。
大きさ・重さ・外観について
SHOKZ OpenFitと並べた画像はこちらですが、大きさはほとんど変わりません。
ケースを含めた重さは数gほどSOUNDPEATS GoFree2の方が重いようですが、ほとんど違いは感じられません。
ケースについては4倍近く価格が高いのにも関わらず、SHOKZ OpenFitの方がプラスティッキーな感じで安っぽく感じられるのが残念なポイント。
色が白っぽいこともあり、そのままバッグに入れると擦れて汚れやすいです。
なのでケースも同時に揃えることをオススメします。
その点、SOUNDPEATS GoFree2のケースはマットな質感となっており、コストを抑えながらも最大限の努力をしているという印象を受けます。
装着感について
イヤホン片側の重さは、SOUNDPEATS GoFree2が約9gで、SHOKZ OpenFitは約8.3gなのでほぼ互角。
両者共に、3〜4時間以上装着し続けていても耳が痛くなったりすることなく快適に過ごすことができます。
僕は普段メガネをかけていますが、どちらの製品もメガネに干渉して邪魔になることはありませんでした。
そのままベッドに横になっても特に問題なし。
妻のおもちさんにも試してもらいましたが、どちらも耳への負担が少なくてめちゃくちゃ良い〜とのこと。
イヤホンを付けているのを忘れている時もあったようです。
僕もジムなどで走っている時に試してみましたがほとんどブレることなく、外れる心配もないので安心でした。
装着感という点においてはSOUNDPEATS GoFree2・SHOKZ OpenFitどちらも満足して使えています。
音質について
SHOKZ OpenFitの方が音圧が強く、低音の解像度もクリアな印象ですが、4倍の価格差を埋めるほどの音質の差があるかというと疑問ではあります。
SOUNDPEATS GoFree2も「ラムダ型音響空間(Lambda-shaped acoustic cavity)2.0」という技術によって、広がりのある自然な音を楽しむことができますし、十分満足できる音質です。
SHOKZ OpenFitと比べるとやや軽めの音質といった印象なので、ここは好みの問題かなと。
もっとも、オープンイヤー型は人混みや外などでは外部の音もしっかりと聞こえてきますので、音楽に集中したい・音質にこだわりたい、という方は密閉型のイヤホンやヘッドホンを使うのが良いかと思います。
家で作業をしつつ音楽や動画、オーディオブックなどをながら聴きするには丁度良いです。
操作感について
操作感については、ほぼ同程度のレベル感という印象です。
タッチの感度も良好で、音量調整や音楽の再生・停止、切り替えなどもスムーズです。
SOUNDPEATS GoFree2は、若干ですがイヤホンをタップしてからの反応がワンテンポ遅れることがあります。
ただしばらく使用して慣れてしまえばそこまで気になるポイントではありません。
マイクについて
マイクに関しても比較してみましたが、SHOKZ OpenFitの方がよりクリアに音を拾ってくれる印象です。
ノイズキャンセリングがかなり強力で、周囲の雑音をほとんど拾いません。
一方でSOUNDPEATS GoFree2のマイク性能も負けておらず、電話に出たり、友人とLINEやDiscordで通話したりなど、プライベートで使う分にはどちらも必要十分なレベル感ではあります。
この価格感ですが、しっかりとノイズキャンセリングもついており、雑音も軽減されていました。
ただビデオ会議などビジネスの場でも併用して使いたいよという場合は、ノイズキャンセリングの性能・マイク性能が高いSHOKZ OpenFitが良いかもしれません。
更にビジネス寄りでの利用シーンの方が多い方は、よりマイク性能の高いShokz OpenComm 2がオススメです。
アプリについて
アプリの操作感や機能性なども現状はSHOKZの方が優れている印象です。
SOUNDPEATSのアプリを使用するには会員登録が必要ですが、SHOKZは会員登録不要ですぐに使えます。
SHOKZの場合はアプリ経由でコントロール方法のカスタマイズができるため、自分が使いやすいように設定を調整できるのも利点です。
SOUNDPEATSでも操作方法をカスタマイズできるようになるともっと使いやすくなりそうですね。
今後のアップデートに期待です。
一方でSOUNDPEATSには「アダプティブイコライザー」という機能がついており、自分の音の聴こえ方に応じてイコライザを調整してくれる機能があります。
デフォルトで用意されているプリセットの各モードよりもしっくりくるケースもあるのでお好みで調整してみてください。
まとめ/コスパで選ぶならSOUNDPEATS GoFree2
SHOKZ OpenFitなど、他のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンとも比較しながら使用してみた感想としては、大多数の方はSOUNDPEATS GoFree2を購入される方が幸せになれるんじゃないかと思っています。
逆に音質へ強いこだわりがある方、ビジネスでの利用も検討されている方はSHOKZのワイヤレスイヤホンも候補になるかと思います。
1万円以下の価格感でこれだけの品質・機能性があれば十分でですし、コストパフォーマンスとしてはとんでもなく高いイヤホンであることは間違いありません。
オープンイヤー型のイヤホンを1度試してみたいという方にはうってつけかと思います。
現在Amazonでは期間限定のSALE中で、通常8,280円が6,698円(19%OFF)とかなりお得になっています。
更にAmazonの400円OFFクーポンと併用OKの下記クーポンコードを併用すれば、なんと5,000円台で買えてしまうので興味のある方はぜひ終了日までに利用してみてください!