[chat face=”ksk360.png” name=”KSK360″ align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”] どうも!KSK360(@ksk360review)です![/chat]
先日ついにOsmo Pocketの後継機「DJI Pocket2」を購入しました!
DJI Pocket2でタイムラプスのテスト。
簡単に撮影出来るし良い感じ。 pic.twitter.com/Fl7cGKapRs— KSK360@VRで日本縦断自転車旅チャレンジ中 (@ksk360review) December 30, 2020
2年前くらいにOsmo Pocketを購入して使っていたのですが、非常にコンパクトながら4K高画質でジンバル撮影が手軽にできてしまうので、旅行などに行く時はいつも持ち歩いていました。
DJI Pocket2はその後継機ということで、実際に使うのを非常に楽しみにしていたのですが、結論から言えば「Osmo Pocketの弱点」を見事に改善し、より使い勝手の良いカメラに進化を遂げていました…!
今回僕は訳あって、オプションなどが揃った「クリエイターコンボ」ではなく、あえてDJI Pocket2を単体で購入しました。
DJI Pocket2がOsmo Pocketからどのように進化したのか、そして僕がクリエイターコンボを買わなかった理由などを併せてご紹介します!
Osmo Pocketとの違いは?
スペック比較
公式サイトで既に比較表が準備されていますが、こちらにも主要な部分のみ比較表を載せておきます。
DJI Pocket2 |
Osmo Pocket |
---|---|
サイズ | |
124.7×38.1×30 mm |
121.9×36.9×28.6 mm |
価格(2021年1月現在) | |
単体:49,500円 Createrコンボ:64,900円 |
単体:29,500円 |
重量 | |
117g |
116g |
カメラ | |
1/1.7インチCMOS 有効画素数:64MP |
1/2.3インチCMOS 有効画素数:12MP |
レンズ | |
FOV 93° F1.8 焦点距離:20mm(35mm換算) |
FOV80° F2.0 焦点距離:26mm(35mm換算) |
ISO感度 | |
静止画:100〜6400 (16MP)、100〜3200 (64MP) 動画:100〜6400 スローモーション:100~3200 |
静止画:100〜3200 動画:100~3200 |
ズーム対応 | |
○(2〜8倍) |
× |
最大静止画サイズ | |
9216×6912ピクセル |
4000×3000ピクセル |
動画撮影モード | |
動画 HDR動画 スローモーション タイムラプス モーションラプス ハイパーラプス |
動画 スローモーション タイムラプス モーションラプス ハイパーラプス |
スローモーション | |
1080p/120fps(4倍) 1080p/240fps(8倍) |
1080p/120fps(4倍) |
駆動時間 | |
140分 |
140分 |
充電時間 | |
73分(5V/2A USBアダプターを使用した場合) |
73分(5V/2A USBアダプターを使用した場合) |
Osmo Pocketとの主な違いについて
スペック表で分かる通り、大きさや重さ、駆動時間などはほとんど変わりありません。
主な変更点は下記になります。
①カメラ・レンズ・マイクなどの基本性能が大幅に向上
まずはセンサーサイズが1/1.7型(CMOS)まで大きくなったことで、画質の向上と暗所での撮影に強くなりました。
またOsmo Pocketの弱点だった画角の狭さですが、焦点距離が「26mm」から「21mm」に変更になったことで解消されています。
自撮りする時には特に狭く感じていたのでありがたいですね!
更に注目なのはマイクの性能。
映像は「画質」はもちろんですが、それ以上に「音声」も重要だと、YouTubeを見たりしていると特に感じますよね…!
Dji Pocket2では本体に4つのマイクが搭載されており、カメラの向きやズームなどに合わせて臨場感あふれる録音が可能な「DJIマトリックス ステレオ」を新たに採用しているとのこと。
全ての面において、カメラとしての性能が1段階レベルアップしていると感じられます!
②ズームやHDR撮影ができるようになった
Osmo Pocketではズームに非対応だったため「もう少し寄って撮りたい…」という時には若干不便でした。
DJI Pocket2では「静止画:8倍、フルHD動画:4倍、4K動画:2倍」まで対応したので非常に撮影の幅が広がっております。
[chat face=”ksk360.png” name=”KSK360″ align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”] 単焦点でも十分と思ってたけど、やっぱりズームできると便利…![/chat]
さらにファームウェアアップデートにより、撮影モードとして「HDR」での撮影も新たにできるようになりました!
HDR動画素材本来のポテンシャルを生かした編集はやや上級者向けかもしれませんが、クオリティの高い動画を作成したいという方には嬉しい進化ですね。(ただし4Kでは撮影できないのと、画角が若干クロップされてしまうようです)
③若干価格が高くなった
最後に肝心なお値段でございます(ドドン)
最初見た時は「めちゃくそ高くなっとるやんけ!」と驚きましたが、実はクリエイターコンボはDji Pocket2での撮影を便利にしてくれる様々なアクセサリーがセットになっています。
ちなみに僕はとある理由からDji Pocket「単体」で購入しましたが…その理由は追ってご説明します!
ただセットで付属してるアクセサリーの内容を知ると、単体よりも「クリエイターコンボ」の方が圧倒的にお得ですし、欲しくなること間違いなしです。
DJI Pocket2はアクセサリーが豊富
DJI Pocket2にはOsmo Pocketには無かったアクセサリーが豊富に登場しています。
「クリエイターコンボ」だけに付属しているアクセサリーはこちら!
①DJI ワイヤレスマイク トランスミッター/ウィンドスクリーン
別売価格は11,000円(DJI公式サイトを見る)
ワイヤレス接続で録音ができる優れもの。
DJI Pocketを使いたい方は「なるべく荷物を少なく、コンパクトにしたい」「シンプルなセッティングにしたい」というニーズの方も多いはず。
その場合、マイクの配線や準備などが煩わしいと本末転倒感がありますね。
風切り音を低減するウィンドスクリーンも付いているので、コレがあれば屋外での撮影でも心配なさそうです。
クリエイターコンボには二股充電ケーブルも付属しているので、本体とトランスミッターを同時に充電できるのもよく考えられています。
②DJI Pocket 2 Do-It-Allハンドル
別売価格は11,000円(DJI公式サイトを見る)
先ほどのワイヤレスマイクや別途外付けのマイクを使うためにはこちらが必要になります。
通常よりも持ち手部分が長くなるため、持ちやすくなり安定感が高まるようです。
また、DJI Mimoと接続することでワイヤレスで映像のモニタリングやコントロールなどもできるようになるので、こちらはほぼ必須かもしれません。
③DJI Pocket 2 広角レンズ
別売価格は5,500円(DJI公式サイトを見る)
通常だと21mmの焦点距離ですが、付属の広角レンズをつけると15mm換算で撮ることができます。
マグネット式で取り付けるのですが、結構使ってるうちにポロッと外れてしまい紛失する方が多いようです…!
通常でも画角は改善されてはいますが、更に広く撮りたいときは便利かもしれません。
④マイクロ三脚
別売価格は3,080円(DJI公式サイトを見る)
地味に便利なマイクロ三脚も付属しており、クリエイターコンボを買うだけでほとんど撮影に必要なものは揃ってしまう感じです。
さっそく、#DJIPocket2 を取材に投入!
ものすごく使いやすい。無線モジュールを取り付けると、長くなった分、持ちやすくなった。三脚も折りたためて邪魔にならない。なんと言っても、ズームができるのが超便利。ZV-1もポシェットに入れて持ち歩いていたけど、出すことはなかった。 pic.twitter.com/dZEtwhj4dd— 川村Hachibei #TourBox PR (@Hachibei_K) October 22, 2020
DJI Pocket2を「単体」で買った理由
僕がDJI Pocketを「単体」で買った理由は3つあります。
既に持っているワイヤレスマイクを流用したかった
クリエイターコンボで肝になるのが、「ワイヤレスマイク」と「Do-It-Allハンドル」かと思います。この辺りが差額1万5,000円程度で買えるのはかなりお得です。
ただ僕の場合、既に「RODE Wireless Go」というワイヤレスマイクを持っていたので、できればそちらを使っていきたいと考えていました。
純正のワイヤレスマイクは非常に便利ですが、あくまでも使用できるのはDJI Pocket2だけになってしまいます。
拡張性を考えると他のカメラでも使用できるようなワイヤレスマイクを購入するという選択肢もアリではないでしょうか。
欲しいのはDo-It-Allハンドルだけだった
RODE Wireless Goなど外部のマイクと接続するためにはDo-It-Allハンドルが必要です。
それ以外のアクセサリは既に持っているもので代用できそうだったので、Do-It-Allハンドルだけ単体で欲しいな〜と思っていました。
しかしDJI Pocket2単体とDo-It-Allハンドル単体をそれぞれ購入すると、クリエイターコンボとほぼ同額くらいになってしまうので、どう考えてもクリエイターコンボを買う方がお得です…!
さすがに諦めて、おとなしくクリエイターコンボを買おうと思っていました。
DJI Pocket2単体が安く手に入ってしまった
そんな時ネットを探していると、DJI Pocket2が異様に安く販売されているECサイトを見つけたんです。
皆さんは「TecoBuy」というサイトをご存知でしょうか…?
香港の会社のようですが、そこではDJI Pocket2が33,500円と、通常価格より1万5,000円以上安く売られていました。
#TecoBuy #DJIPocket2
テコバイでDJIポケット2が激安の33,500円なんで購入してみたって動画をアップしました。購入後再度ポケット2を見ると更に5%割引しており31,825円というオチです。https://t.co/lWZ8klW8lV
— たまぶぶ (@B41267192) December 18, 2020
さすがに怪しすぎるし、よくある詐欺ECサイトかな〜と思っていたのですが、少し調べてみると、ちゃんと商品が届いている人もいれば、全く届かないと言っている人もいて、評価は賛否両論といったところでした。
支払いがPayPalでできるので、仮に届かなくても支払いをキャンセルできるし、届かなかったらブログのネタになるから良いか〜と軽い気持ちで注文してみました。
すると、注文から3週間と時間はかかりましたが、DJI Pocket2が無事に届いてしまったのです…!
ついにDJI Pocket2が届いた!ズーム出来るのやっぱり良いね☺️ pic.twitter.com/MGGg2NxnCB
— KSK360@VRで日本縦断自転車旅チャレンジ中 (@ksk360review) December 23, 2020
[chat face=”ksk360.png” name=”KSK360″ align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”] 正直届くと思っていなかったので、商品が届いてしまい逆に焦りました…![/chat]
TecoBuyの利用はご自分でよく検討した上でお願いします!届くまでに時間がかかってしまう場合もあるのでご注意ください!
Tecobuyでゼンハイザーのワイヤレスイヤホン注文してから6日で思ったより早くちゃんと届きました
安くて良いお買い物出来ました(〃´-`〃)#TecobuyJP pic.twitter.com/pQgpxOhB3n— ¨̮ (@Nizika_Ayano) January 16, 2021
12/14にtecobuyで買ったamazfit gtr2が到着!安いのは良いが手に入るまで一ヶ月以上かかるとは思わんかった。 pic.twitter.com/RHaSis9G3e
— 万波 (@mannami) January 16, 2021
僕が考えた最強のDJI Pocket2
TecoBuyで抑えられた費用で「Do-It-Allハンドル」を購入。
DJI Pocket2のDo-IT-All-HANDLEが届いた!
3月位まで手に入らないっぽいし、再入荷した時に速攻で買ってよかった。 pic.twitter.com/YUPpHA2SbD— KSK360@VRで日本縦断自転車旅チャレンジ中 (@ksk360review) January 16, 2021
欲しいものが無事に手に入ってしまったので、僕の考えたDJI Pocketのオススメセットアップを2つご紹介します。
延長ロッド/RODE Wireless GO/Do-It-Allハンドル
Osmo Pocketで遊んでいた時に購入した「延長ロッド」を活用してみました。
DJI Pocket2にも互換性があり、問題なく使用する事ができます。

RODE Wireless GOの素晴らしいところはクリップの部分がそのままアクセサリーシューに接続できるところ。これは天才。
更にDo-It-Allハンドルがあると無線でモニタリングすることができて本当に便利…!
延長ロッドを使う際は、長いケーブルでOsmo Pocketとスマホを接続しないといけなかったこともあり見た目が若干ダサかったんですけど、かなりスッキリしました。
純正ほどではないですが、こんな感じで割とシンプルにまとまります。
DJI Pocketの撮影は単体でももちろん可能ですが、いざ撮影した映像を見てみると、ピントが合ってなかったり、PCで確認すると予想していたイメージと違い使えない素材になってしまう事がありました。
そういったこともあり、特に大事なイベントだったり、チャンスが1度しかない撮影の場合は、ある程度はモニタリングが必要だと考えています。
ちなみに全体の荷物はこんな感じになります。
延長ロッドが500mℓペットボトルくらいの高さになりますので、個人的にこの辺りがバッグに入れておける許容範囲。
Ulanziのアクセサリーで更にコンパクトにも
Osmo PocketやDJI Pocket2の1番の良いところは「荷物を最大限にコンパクトにできる」ところだと個人的に思っています。
普段使いするためには、できるだけ持ち運びを楽にする事が何よりも大切。
もっと荷物をコンパクトにまとめたいケースも考えて、Ulanziの「PT-03」と「ST-06」を購入してみました。
延長ロッドの場合よりもパーツは増えますが、バラしてコンパクトに収納することができます。
過去にスマホ用のアダプターをへし折ってしまい、それ以来スマホに直接接続した状態で使用するのがトラウマなので、別途スマホホルダーを設置しています。
【悲報】Osmo Pocketのコネクターがへし折れる pic.twitter.com/Rkx2zo5z6y
— KSK360@VRで日本縦断自転車旅チャレンジ中 (@ksk360review) March 1, 2020
横だけでなく、PT-3を調整すれば延長ロッド風にすることもできます。
おわりに
クリエイターコンボはやっぱりバランスがいい!
ここまでクリエイターコンボを使わないセッティングを色々とご紹介してきましたが、やっぱり買うならクリエイターコンボが1番間違いない選択だと思います…!
クリエイターコンボは驚くほど細部までユーザーのことを考えられていて、前回のOsmo Pocketの弱点や、ユーザーの声をしっかりと製品に落とし込んでいる印象を受けます。
[chat face=”ksk360.png” name=”KSK360″ align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”] ほとんどのアクセサリーが1つのケースに収納できるように設計されているのもスゴい…![/chat]
現在持っている機材や、撮影スタイルによって最適解は異なりますが、これから撮影を始めたいという初心者の方やVLOGをやりたいという方には本当に最適なセットです。
「今後一眼レフなどで本格的な撮影をしたい」という方や、「クリエイターコンボのアクセサリーはそこまで必要ない」という方は、僕の買い方のような選択肢もあるよ!という一例として参考にしていただければ幸いです。
なかなか外出しづらく、カメラを持ち出しだくなるようなイベント・旅行などの機会も減ってきていますが、そんな中「なんでもない日常を楽しむ」1つのアイテムとして、DJI Pocket2はオススメです。