最近はOculus Quest2でのVRフィットネスライフを楽しんでいます!しばらく使っていますが本当に買ってよかったと思います。
今回は気になるメガネスペーサーの取り付け方や、Oculus Quest2のピント調整の方法など、「メガネユーザー向け」の情報を詳しくご紹介します!
またメガネユーザーたちが必ず直面する「VRする時メガネ邪魔すぎ問題」を解決する方法も実体験をもとに詳しく解説しますので参考にしてみてください!
Oculus Quest2のメガネスペーサー
メガネスペーサーの設置はとっても簡単!
こちらがOculus Quest2の「メガネスペーサー」です。
設置方法はかなり簡単です。
まずはフェイスパッドを外します。
くぼみに合わせてメガネスペーサーをカチッとハメます。
あとは再度フェイスパッドを元通りにはめ直すだけで完成〜!とっても簡単です。
こんな少しの段差が出来るだけで快適になるなんて驚きですね。
メガネのフレームの幅や高さには制限あり!
メガネスペーサーはついていますが、メガネのフレームが大きかったり、特殊なデザインのものを使用されている方は注意が必要です。
Oculus quest2は横幅あるメガネはギリ入らんと思う。テンプルに厚みがあるタイプは怪しそう。
内部やや広いので、メガネを先にねじ込んでからヘッドセットと一緒にかける事になりそう。ヘッドセット外す時は、一緒にメガネも外れます。 pic.twitter.com/aqLkQSviu2— MIZZ (@mizz0083) October 13, 2020
公式の発表では「幅: 142mm以下/高さ: 50mm以下」を推奨しています。
「大きくて入らなかった‥」「フレームが曲がってしまった‥」というツイートをされている方も割と見たので、気になる方は購入前にフレームの幅や高さを計っておくと良いかと思います!
Oculus Quest2のピント調整方法
ピント調整で最も重要なのはPD(瞳孔間距離)
Oculsu Quest2のピント調整は、左右のレンズの距離を調整することでPD(瞳孔間距離)を最適な位置に合わせることが最も重要です。
PDとは「左目と右目の瞳孔の間の距離」を意味します。
聞き慣れない言葉ですが、実はお店でメガネを作ったことがある方は必ず計測しています。
このPDが最適化されていないと、うまくピントが合わなかったり、像が歪んで見えてしまうので、とっても大切な数値です。
ちなみに日本人のPDの平均値が「男性:64mm/女性:62mm」と言われています。
こちらも気になる方は、1度鏡を見ながら定規でおおよその値を測ってみると良いかもしれません。
PD調整が無段階から「3段階」に変更
初代Oculus Questは、底面に付いているスライダーを使ってPD調整を無段階でできたのですが、Oculus Quest2の場合は3段階から選ぶ形に簡略化されました。
PDを調整する時は、こんな感じで中のレンズを直接左右にずらして調整します。
真ん中に数字が表記されていますが「①58mm/②63mm/③68mm」の3段階のPDを意味しています。
まずOculus Quest2が届いたら、どのPDが最適か合わせるところから始めると良いかと思います!
メガネをかけて使用する場合は、「③の68mm」で上手くピントが合う方が多いみたいです。僕も68mmが1番良く見えます。
メガネマンだからOculus Quest 2を被っても焦点が合わなくて画質上がったって言われてもよく分からなかったけど、レンズを直接動かしてIPDの3段階を最大に広げたらピントが合った!うおっ、めっちゃキレイやん(笑)。
— 妹尾雄大 (@senooyudai) October 14, 2020
メガネユーザーがOculus Quest2を快適に使うには?
Oculus Quest2脱着の度にメガネが外れるという声も‥
僕の場合、メガネの幅は若干キツかったですが、1度メガネを中に押し込むといい感じにハマって短時間であれば割と快適に使用することができました。
Oculus Quest 2 はコンパクトなのはいいのだけれど、メガネの幅よりもクッションのほうが狭いので脱着のたびにメガネ外れる。どうしたものか pic.twitter.com/va8pigZxtU
— メルクマ💛 (@merkmals) October 13, 2020
ちょっと手間だったのが、脱着の時メガネが一緒に持ってかれてしまい外れてしまうことでした。
同じように悩んでいるメガネユーザーも多くいるようです。
そんな全国の悩めるメガネっ子達のために、いろいろな解決策を調べてみました!
【解決策①】フェイスパッドを加工する
まず1つ目にフェイスパッドとメガネの接点をマスキングテープなどで止めて抵抗を減らす方法です。
Oculus Quest2 開封 まずやる事はもちろんメガネ対応 マステでも、すこしスポンジ持って行きかけるので 粘着面つかないように養生必要 テンプルが摩擦でもって行かれないのが重要なのでできるだけツルツルしたテープがおすすめ pic.twitter.com/MQ8T9IAViF
— akira_you (@akira_you) October 13, 2020
これが1番手っ取り早く試せる方法かもしれません。
ただテープが剥がれて貼り直しが面倒そうだなと思ったのと、あまり見た目が良くないので一旦見送り。
【解決策②】大人しくコンタクトレンズにする
Oculus questさん、配慮はされているけどメガネとの相性が良くないのでやるときはコンタクトをつけて使うことになりそう。
普段の生活で気にならないけど、メガネ特有の周辺の湾曲でより気持ち悪さが増す印象w
— かりん (@karin_rx) October 15, 2020
コンタクトレンズも併用されている方は、VRを快適に楽しむために思い切ってコンタクトにするのもあり寄りのあり。
ただ普段メガネで過ごしていて、VRで遊ぶたびにコンタクトレンズを着けるのは現実的に厳しいのでこちらも一旦見送り。
【解決策③】Oculus Quest用に幅の小さいメガネを買う
ほんとは秘密なんだけど、強度近視メガネユーザーは、JINSで5000円メガネ買ってレンズをOculus Quest2に貼り付けるととても幸せになれます pic.twitter.com/pgC2BXanbn
— かない (@kanai6274) October 15, 2020
Oculus Quest 2が普段使ってる眼鏡だと干渉して入りづらかったからJINSのShort Templeを買ってみたよ。度入りの眼鏡がオンラインで注文して1日で届いちゃうし、Oculusとも干渉しないし良い感じ : Short Temple | JINS https://t.co/E6iKfuu8SS
— Shohei Hijikata (@limelinejp) October 15, 2020
どうやらJINSでメガネを買うと幸せになれそうな感じがします。
これはかなり有力候補。ただ「Short Temple」は1万4000円以上費用がかかるので悩みどころではあります。
VR以外にも使えるシーンはあると思うので、お財布に余裕のある方はアリかもしれません!
【解決策④】VR専用メガネフレーム/度付きレンズを購入する
はい。開封後25分で、現在販売中のVR専用メガネフレームVRsatileをOculus quest2に”眼鏡用スペーサーを使わず(視野角は裸眼と同じまま)”付属のアジャスター無しで固定する方法を編み出しました。#OculusQuest2 pic.twitter.com/jyKqdtW9RJ
— 勇夢 将士@diVRse (@TC_masashi) October 14, 2020
VRsatile/ヴァーサタイルのVR専用メガネフレームは、福井県鯖江市の老舗メガネメーカーのものを使用してるそうで、お値段は若干高めですがかなり良さそうですね。
その他にOculus Quest2専用の度付きのレンズに交換するという方法もありますが、海外からの送付は時間が非常にかかるのと、送料が高額になっているため、現状あまりオススメできません。
眼科で処方箋もらってきたのでOculus公式サイトから買えるVR用の眼鏡レンズを買おうと思ったら、送料が$79.99になっていた。前は3000円くらいだったはず。ヴァーサタイルにしようかな。Amazonに眼鏡屋さんが販売しているもう少し安いのあるけど、反り角がつけれないのが不安。https://t.co/AbisTrvxQB
— NECOBUS (@necobusVR) April 26, 2021
Oculus公式のQuest2用レンズ届いた!(1ヶ月かかった) pic.twitter.com/jhtEZqWJXs
— Naoto Nakai (@NuCode) February 10, 2021
作成の際に面倒なのは「眼科などでメガネようの処方箋をもらわないといけないこと」です。
この辺りは結構気合が必要かもしれません。
【追記】リーフツアラーの度付きレンズを試しに買ってみた!
VRで遊ぶのにメガネは不便だけど「視力を測るの面倒‥」「そこまでお金かけたくない‥」という方も多いはず。
そこで比較的安価で、手軽に試すことができる「リーフツアラー度付きレンズ」を購入して実際に試してみました。こちらも参考にしてみてください!
追記:エリートストラップのサードパーティー(代替品)を取り付けたら、さらに見やすくなったのでメガネユーザーにオススメです!
【追記②】メガネSHOPアイさんの度付きレンズを買ってみた!
リーフツアラーの度付きレンズを購入してしばらく使っていましたが、度数があっておらず目が疲れてしまうことが多くなったので、評判の高い「反射防止コート 度付きレンズ アタッチメントセット」を購入して比較してみました。
結論から言えば、リーフツアラーの度付きレンズよりもオススメできます!
少し値段は張りますが、0.25刻みで度数を調整できることに加え、乱視にも対応しているのでVR環境がかなり快適になりました!
レビューも書いていますので参考にしてみてください!
【解決策⑤】フィットパックを購入する
Oculus Quest2におけるメガネの民対策は、テープ対策やコンタクトレンズ代用など試しましたが、Quest2 フィットパック導入で落ち着きました。どちらが何かわかりませんが、接顔パーツに”W”と書かれているのが自分には合いました。現場からは以上です。#OculusQuest2 pic.twitter.com/dpJC4I8kFz
— xdo (@blogxdo) October 15, 2020
Oculus公式サイトなどで販売されている「フィットパック」というオプション商品を購入することで解消されたという方もいました。
これも手軽で良さげですね。値段も定価が5,000円位なので許容範囲内。
Oculusの術中にハマっている感じも否めませんが、この選択肢もありだと思います。
【番外編】Oculus Goのフェイスパッドを移植する
何やらQuest2にoculus Goの付属フェイスクッションがそのまま使えるとのこで、試してみたら綺麗にハマった
Quest2付属の物と違って伸縮性があるのでメガネユーザーはこっちの方が楽かも#Quest2 pic.twitter.com/ZvM8MxXdoc— doron (@doron0328) October 15, 2020
これはOculus Goを持っている方だけができる裏技なのですが、なんとOculus Quest2にOculus Goのフェイスパッドを移植することができるんです。
幸いなことにOculus Goが手元にあったので実際に試してみましたが、これがかなりいい感じでした。
締め付けが軽減され、脱着の時メガネが外れてしまう現象も解決できたので大満足です。
これならいつまででも装着してられそうなので、しばらくこの形で頑張ろうと思います。
→より快適なVR環境を作るために「反射防止コート 度付きレンズ アタッチメントセットを購入して試してみました!詳しいレビューは以下を参考にしてみてください!
メガネユーザーにもOculus Quest2はオススメ!
ここまで、メガネユーザー向けの情報をまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
こんな感じで意外と解決方法は見つかるので、メガネの方も心配せずにVRの世界に飛び込んできてください!
試行錯誤しながら、自分に合った快適なVR環境を構築していくのも、1つ面白い部分なのかな〜と個人的には感じています。
今後もOculus Quest2でVRライフを楽しみながら、今後も皆さんに役立つ情報をお届けできればと思います!