iPadのケース選びって種類もたくさんあるし本当に迷いますよね~。
あーでもない、こーでもない…と理想を追い求めながら、僕も長年色々な製品を試してきました。
そんなiPadのケース選びや、運用方法に悩んでいる方に朗報です!
尖ったガジェットメーカーでおなじみのWorld Gadgets(ワールドガジェッツ)さんからMagFolioという画期的なiPad用2in1ケースがリリースされたので、今回は実際の使い勝手や、どこが具体的に良いのかなどをつらつらとまとめていきたいと思います。
現時点で最強のiPadケースと思ってます‥!
- 利用シーンに合わせて使い分けられる2in1ケース
- Apple Magic Keyboardにも完全対応
- Apple Pencilホルダー付きで紛失を防げる
- 用途に合わせて4段階の角度調整が可能
- 汚れにくく高品質な防水ファブリック
- MagFloと併用すれば更に使い方が拡がる
- 高いコストパフォーマンス
- 強いて挙げるなら色がグレーのみしか選べないところ
MagFolioのスペックと質感
まずは参考までにMagFolioのスペックを載せておきます。
■サイズ、重量
- インナーケース
12.9インチ用:282 x 228 x 8.6mm, 92g
11インチ用:256 x 184 x 8.1mm, 73g - アウターケース
12.9インチ用:284 x 222 x 4.2mm, 257g
11インチ用:258 x 178 x 4.2mm, 257g
■対応端末
12.9インチ:iPad Pro(2018, 2020, 2021, 2023年式)
11インチ:iPad Pro(2018, 2020, 2021, 2023年式)および iPad Air(2020, 2022年式)
■カラー
グレー
■素材
- インナーケース
ポリカーボネート、ネオジム磁石、ポリエステル(裏地のマイクロファイバー) - アウターケース
PU、ネオジム磁石、ポリエステル(裏地のマイクロファイバー)
MagFolio開封
早速MagFolioを開封していきます。
本体は袋に入ってしっかりと保護されているのと、潰れないようにiPad大の緩衝材が挟み込まれているので、開けたときも美しい状態です。
カバーを触ったときの第一印象は「高級感あるし、触り心地も良いなぁ」というイメージを持ちました。
カバー表面のファブリック生地は防水加工になっていて、汚れにも強い仕様になっているとのこと。
オモテ面はこんな感じ。
触ると指紋や皮脂汚れが目立つような素材のカバーも多いですが、MagFolioはその点心配なさそうです。
Apple Pencilのホルダーカバー部分にはWORLD GADGETSのロゴが入っています。
特筆すべきはアウターケース・インナーケースの両方の裏地がマイクロファイバー素材になっていて柔らかい質感になっているところ。
iPad本体も傷が付きにくくなっていて、これなら安心して使えそうです。
MagFolioの特徴・メリットは?
MagFolioはこれまでに登場してきたiPadケースの良いところを全て融合してしまったような製品です。
個人的にケースの機能性に対して求めることが多すぎて、なかなか条件に合致するような製品がありませんでしたが、MagFolioは求める機能をすべて含んでくれており、現段階では最強のiPadケースなんじゃないかと思っています。
利用シーンに合わせて使い分けられる2in1ケース
冒頭で記載した通り、MagFolioはアウターケースとインナーケースがセットになっていて、取り外して使うことができます。
僕のiPadの構成を先に触れさせてもらうと、SwitchEasyのCoverBuddyという超薄型のiPadケースとApple Magic Keyboardを組み合わせて使っていました。
ノートPCライクに使いたい時はMagic Keyboardを使いますが、そのままだと勉強の時などにApple Pencilで書き込んだりする際にはやや不便です。
iPad本体はしっかりと保護しつつ、Magic Keyboardから外して本体をデスクに置いた状態でも使えるような運用方法にする場合、以前はこのような方法しか見当たりませんでした。
MagFolioは利用シーンに合わせてインナーカバーとアウターカバーを付け外しできるので、運用方法の選択肢が拡がる点が嬉しいポイントです。
Apple Magic Keyboardにも完全対応
先程の内容に関連して、MagFolioのインナーケースは純正のMagic Keyboardにもしっかりと対応してくれています。
スマートコネクターという端子が付いている製品でないとMagic Keyboardは使えないのですが、2024年3月現在でスマートコネクターが搭載しているケースは数える程度で、そこまで選択肢がありません。
先ほど紹介したSwitchEasyのCoverBuddyも選択肢の1つになりますが、極限まで軽量化をし過ぎたせいか、耐久性が低く、ケースを外す時にカメラの部分が折れてしまいました。。
MagFolioのインナーケースの作りに関してはCoverBuddyと比較して耐久性も高そうで、各端子やスピーカーの位置なども全く問題ありません。
1点注意する点としては、Magic Keyboardのケースを閉じた時に若干開いていしまう可能性があることです。
これはインナーカバーを付けることで若干の厚みが出てしまうためどうしても避けられないのですが、気になる方は注意したほうが良いかもですね。
Apple Pencilホルダー付きで紛失を防げる
これは個人的にはマストな機能なのですが、Apple PencilとiPad本体を別々に分けて持ち出すと絶対に紛失するので、ホルダー一体型でないと危険すぎて外に持ち出せません。(自分を信用してない)
持ち運びの時にApple Pencilがバッグの中で外れてしまったりするのもストレスなので、やっぱりホルダー一体型で管理するのがベストだと思っています。
SwitchEasyのCoverBuddyもその点はクリアしていたのですが、ホルダーを作ったことで音量ボタンがかなり押しにくくなっていたのがやや残念でした。
一方でMagFolioのインナーケースはApple Pencilホルダーがありつつ、音量ボタンも非常に押しやすい作りになっているのが地味に感動しました。
恐らく色々な競合の製品を研究された結果、このような作りになったんだろうなと勝手に想像しています。
用途に合わせて4段階の角度調整が可能
面白い特徴にアウターケースの角度調整機能があります。
アウターケースを折りたたむことで用途に合わせて最適な角度に調整して使うことができる構造はiPadでは比較的珍しいのではないでしょうか?
折りたたみの構造に慣れておらず、最初はどう畳むのか迷う時もありますが、使っているうちに慣れてきます。
4種類の角度や具体的な用途などは以下の通り。
動画視聴に(57度)
スタンダードな角度で動画視聴など様々な用途に対応しています。
ビデオ通話に( 53度 )
57度とそこまで差はないかもしれませんが、微調整が可能です。
ペンを使用する作業に(34度)
最も低い角度が34度。デスクなどにペタっと置くよりも若干角度がついている方が書きやすいです。
安定感もあるので勉強やイラストなどの細かい作業にも耐えられるのではないかと思います。
Kindleなどで読書をするときもこの角度は便利でした。
ブラウジングやコーディングなど縦置きも(62度)
なんと縦置きにも対応しています。
ただし横置きと比べてマグネットの接地面が無いため若干不安定。
この置き方をする時は注意が必要かもしれませんが、様々な角度でiPadを使えるのはめちゃくちゃ便利です。
MagFloと併用すれば更に使い方が拡がる
ワールドガジェッツさんの製品で「MagFlo」というiPad専用のVesaマウントアクセサリーがあります。
こちらも尖った面白い製品なので気になる方はレビューをチェックしてみてください。
MagFolioはMagFloにも対応していて、インナーケースを付けた状態でMagFloに設置可能です。
MagFloを使うとiPadの角度はもちろん位置なども自由自在に調整できるので、更にデスク上での使い方が拡がってきます。
また公式非推奨ですが、アウターケースをつけたままでもiPadをMagFloに設置できてしまいます。
意外とアウターケースがある状態でも磁力は強く安定はしていて、MagFloからiPadを取り外す時もより安全に外せるような気がしています。
MagFolioを導入する際は、MagFloの設置も検討してみてください!
まとめ:iPadユーザーは迷わず買ってOK
長年様々なiPadのケースを試行錯誤しながら試してきた中で、MagFolioは間違いなくオススメできる製品です。
機能性も高く、またコストに関しても、他メーカーの場合インナーケースのみの価格とほぼ同程度の価格感で、アウターケース・インナーケースまで揃ってしまうのはお得ですよね。
- Magic Keyboardをよく使う
- Apple Pencilホルダーが欲しい
- 用途に応じて角度調整したい
- MagFloも使ってみたい
上記の条件が当てはまる方は迷わず買って良いのではないでしょうか。
製品に関しても随所に細かい配慮がされていて、本当にガジェットが好きな人が自分が欲しいものを作ったんだろうな~という印象を持ちました。
World Gadgets(ワールドガジェッツ)さんは尖った面白いガジェットを作るメーカーなので、ありきたりな製品に飽きてきた方は是非チェックしてみてください!