iPhone13 Pro レビュー!iPhone12 Proと徹底比較しながら進化を検証!

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KSK360
どうも!KSK360(@ksk360review)です

 

毎年iPhoneを買い替えている敬虔な信者のKSK360です。

ついに2021年9月24日(金)にiPhoneが販売開始となりましたね!

今年も迷わず「iPhone12 Pro」から「iPhone13 Pro」に乗り換えて、販売日当日にGETすることができました。

前回のiPhone12 Proもレビューしていますが、かなり進化を感じたのを覚えています。

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結論から言いますと、性能の進化という面においては頭打ち感があり、正直なところ以前ほど体感的にめちゃくちゃ変わった〜!という印象は受けませんでした。

どちらかと言えば「地味だけど着実な進化を遂げた」という感じですね!

今回の目玉は「120Hz対応のヌルヌル感」、カメラは「シネマティック動画」「マクロ撮影」です。

この辺りに価値を感じるのであれば「iPhone13 Pro」を購入しても良いかと思います!

 

KSK360
個人的には買って正解だったと思えるだけの満足感がありました。

 

約1週間使ってみて感じたメリット・デメリットを、iPhone12 Proと比較しながらまとめていきますので、よかったら参考にしてみてください。

\この記事を読むと分かること/

・iPhone12 Proとの違いはどこ?

・iPhone13 Proの良いところとイマイチなところって?

・iPhone13 Proは結局どんな人にオススメなの?

 

目次

iPhone13 Pro開封/同梱物

iPhone13pro10-min

箱はiPhone12 Proと同じサイズ。

以前の箱と比べるとかなりスリムですよね。

それではさっそく開けていきます。

iPhone13pro

1年間この瞬間を待っていた…!

KSK360
ディスプレイの紙を剥がすときが1番最高だと思うんです。

 

iPhone13pro同梱物

中身はiPhone12 Proと変わらず、USB-Cケーブルのみで充電器はついていません。

必要な場合はUSB-Cの充電器を用意しておきましょう。

僕はMacBook Proの充電もできる「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」を使っています。

かなりコンパクトで持ち運びしやすいのでオススメです。

 

iPhone13 ProとiPhone12 Pro比較

iPhone13 Proと、旧モデルのiPhone12 Proのスペックを比較しながら、具体的にどこが変わったのかを改めて確認していきましょう。

スペックの違い

iPhone13 ProとiPhone12 Proを比較

iPhone13 Pro

iPhone13pro

iPhone12 Pro

iPhone12pro

ストレージ/販売価格(税込)

122,800円(128GB)

134,800円(256GB)

158,800円(512GB)

182,800円(1TB)

117,480円(128GB)

129,580円(256GB)

153,780円(512GB)

画面サイズ

6.1インチ

6.1インチ

ディスプレイ

ProMotion搭載Super RetinaXDRディスプレイ

Super RetinaXDRディスプレイ

重量

203g

187g

大きさ

146.7×71.5×7.65(mm)

146.7×71.5×7.4(mm)

搭載チップ

A15 Bionicチップ

A14 Bionicチップ

超広角カメラ

1,200万画素

f/1.8

120°視野角

6枚構成のレンズ

焦点距離:13mm

1,200万画素

f/2.4

120°視野角

5枚構成のレンズ

焦点距離:13mm

広角カメラ

1,200万画素

f/1.5

7枚構成のレンズ

焦点距離:26mm

1,200万画素

f/1.6

7枚構成のレンズ

焦点距離:26mm

望遠カメラ

1,200万画素

f/2.8

6枚構成のレンズ

焦点距離:77mm

1,200万画素

f/2.0

6枚構成のレンズ

焦点距離:52mm

光学ズーム性能

3倍

2倍

バッテリー性能

最大22時間のビデオ再生

最大17時間のビデオ再生

LiDARスキャナ

防水性能

水深6mで最大30分間

水深6mで最大30分間

5G

セキュア認証

Face ID

Face ID

 

比較をしてみると、カメラの性能とバッテリー性能が改善されていることがわかります。

大きさはほぼ同じですが、16gほど重量が重くなっていますね。

また「A15 Bionicチップ」を搭載したことでCPU・GPU共に性能が改善されています。

iPhone12 Proとベンチマークを比較してみました。

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特にGPUのスコアが伸びているようですね。

hikaku5-min

 

外観の違い

iPhone13proの側面

側面はiPhone12 Pro同様にステンレススチール製で高級感があります。ただし指紋はつきやすいですね。

iPhone13proのカメラ

比べてみるとやはりカメラの大きさが1番目立つかもしれません。

センサーサイズが大きくなったということですね。

iPhone13pro

またノッチがiPhone12 Proよりも小さくなっていることも確認できました。

画面上部が広くなり、より見やすくなった印象を受けます。

iPhone13proのボタン

また側面の電源ボタン・音量ボタンの位置が全体的に下に配置されているようです。

iPhone13proのボタン

大きさはほぼ一緒ですが、より片手で操作しやすいようになっていますね。

撮れる写真の違い

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今回のiPhone13 Proに搭載しているカメラは過去最大の大きさとなるセンサーがついており、暗所での撮影に強くなっているのが特徴。

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超広角カメラの絞り値はF1.8と明るく、オートフォーカス対応なのでよりカンタンに、綺麗な写真が撮れるようになりました。

センサーサイズが大きくなったことでノイズも少なくなっている印象を受けます。

hikaku3

写真に関しては正直なところiPhone12 Proも十分綺麗で何の不満もなく使えていたのですが、より高精細に思い出の写真を残せるようになりました。

ここまで性能が高まると、写真や動画の撮影にこだわりがある方以外、一眼レフを持つ価値が本当に分からなくなってきてしまいますね。

 

iPhone13 Proの目玉となる新機能

最大120Hzの可変リフレッシュレート

iPhone13 Proの反応で多く見かけたのはリフレッシュレートの快適さに関してでした。

iPhone13 Proのディスプレイは10〜120Hzの可変リフレッシュレートを搭載しています。

リフレッシュレートとは「1秒に表示できる画像枚数」を意味し、リフレッシュレートが高いほどヌルヌルとした動きになります。

これは実際に体感してみないと伝わりにくい部分ではあるのですが、120Hzのリフレッシュレートは予想以上に快適です。

スローモーションで動画も撮ってみました。左側がiPhone13 Proです。

iPhone13 Proの方がスクロールが滑らかなのが分かるかと思います。

1度体感するとiPhone12 Proの画面が若干カクカクしているように見えるから不思議。

残像が減ったことで目の疲れも軽減されたような気がしています。

これだけでもiPhone13 Proを買った価値があるように思えました。

シネマティックモード

もう1つの目玉機能としてはシネマティックモードが挙げられます。

iPhoneの動画で苦手だった「ボケ感」を表現できるようになりました。

スムーズにピントを対象物に合わせられるようになり、まるで映画のような雰囲気の動画撮影が手軽にできるようになっています。

炭治郎でシネマティック動画を試し撮りしてみましたが、簡単にピントを調整することができてめちゃくちゃ便利でした。

KSK360
後からピント位置を編集することができるのもスゴすぎる…!

ただこのシネマティックモード、現状4Kで撮影することはできないので注意が必要です。

また人を撮影する場合は良いのですが、モノを撮る時や透明なものにピントが合いにくく、輪郭がボヤけてしまうこともあり万能ではありません。

シーンによって得意不得意はありますが、機能としてはかなり面白いので有効活用していければと思います。

お子さんの撮影やペットの撮影なんかにはピッタリなんではないでしょうか。

 

マクロ撮影モード

iPhone13proマクロ撮影

iPhone13 Proで最も使い勝手が良かったのは「マクロモード」です。

限りなく被写体に近付いて撮影することができるようになりました。

iPhone13-macro

ここまで寄れるiPhoneは未だかつて無かったのではないでしょうか。

今まで撮影してきた写真や動画とはちょっと違った雰囲気で撮れますよね。

カメラと対象物が近づくと自動的にマクロモードに切り替わってくれるようになっています。

これは非常に便利で感動しました。

その他iPhone13 Proの良いところ

バッテリー充電速度が速く、持ちが良くなった

iPhone12 Proから5時間ほどビデオ再生時間が伸びたと公表されていますが、体感的にもバッテリーの持ち時間が若干長くなった気がします。

Twitterでもバッテリーの持ちが良くなったという感想が数多く見受けられました。

いくらMagSafeなどがあると言ってもやっぱり充電は面倒なもの。

バッテリーの駆動時間が長くなるのはありがたいことですね。

光学式手振れ補正

iPhone13 Proだけでなく、全モデルの広角カメラにセンサーシフト光学式手ぶれ補正が搭載されました。

そのため動画撮影の際もジンバルなしでここまで安定した撮影をすることができるようになっています。

これを見るとOsmo Pocket2要らないかも‥?となってしまいますね。

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iPhone13 Proのイマイチなところ

過去1番の高額なiPhone

iPhoneは年々価格が高くなっていますが、iPhone13シリーズも同様、過去1番高額なiPhoneとなりました。

今年は24回払い、分割手数料0%の「Apple専用・Paidy後払いプラン」が登場し、支払いの負担を何とか緩和しようという動きも見られます。

ただ冷静になると「MacBook Air買えるよな…」と思ったりもして、年々感覚が麻痺している気がしないでもありません。

安価で高性能な他社製スマートフォンが台頭し、iPhone以外の選択肢も多くなっている今、本当に新しいiPhoneに12万円以上を支払う価値があるのかをしっかりと考える必要があるかもしれません。

KSK360
でもなんだかんだ言って毎年満足しています。

寝ながら使うと重くて割と腕が疲れる

iPhone13pro

ここ1週間使ってみた感想としては「重いな〜」と感じることが多いです。

ベッドやソファーで寝ながらiPhoneを使うことも多いと思いますが、その時は特に重みを感じます。

iPhone12 Proとの重量差はわずか18g程度なのですが、何故かズッシリと腕にくる感覚があるのが不思議。

これは慣れだとは思いますが、今まで軽めのスマートフォンを使っていた方は注意が必要かもしれません。

ポートレートが撮影しづらくなった

hikaku4

望遠ポートレートの撮影倍率3倍で固定になってしまい、iPhone12 Proのように2倍の撮影倍率で撮ることができなくなってしまいました。

撮影対象と距離をとれる屋外などであれば良いのですが、例えばご飯を撮影する時など、座った状態ではポートレート撮影がかなりし辛くなっています。

KSK360
ポートレートを撮る時は毎回のけぞってる。

 

iPhone12 Proよりも15cm以上離れる必要があり、ポートレートを多用する方にとっては少し辛い仕様変更かもしれません。

裸だとガタつくのでケースは必須

iPhone13proのガタつき

カメラ部分が大きくなり、躯体よりも若干飛び出しているので、裸の状態でデスクに置くとガタついてしまいます。

iPhoneを裸の状態で使う方は少数派かと思いますが、このままの状態だと簡単にカメラに傷がついてしまうのでケースは必須のように思います。

前回に引き続き、僕は「Spigen」のiPhoneケースを買いました。

1年間何度もiPhone12 Proを落としてしまいましたが、傷1つ付けずしっかりと守ってくれたので、信頼しています。

クリアタイプは指紋がつきやすいのがネックですが、背面のデザインが見えるので気に入っています。

今回はガラスフィルムもSpigenで揃えてみましたが、ケースにはめて貼り付けるガイド付きのタイプだったこともあり、過去1番キレイに貼ることができました。

Spigenオススメです。

 

iPhone13 Proはこんな人が買うべき

手軽にキレイで本格的な動画を撮影したい人

今回のiPhone13 Proはシネマティックモード3倍光学ズーム手振れ補正の強化など、特に動画機能に力を入れている印象です。

既に一眼レフなど性能の高いカメラを普段から使用されている方は、そこまで目新しさを感じないかもしれません。

ただ普段持ち歩くスマートフォンだけで、ここまで手軽に質の高い動画を撮影できるようになったことは、かなり革新的だと思っています。

CPUやグラフィックの性能も上がっているので、iPhoneで動画撮影をして、簡単な編集であればそのままiPhoneでサクッとできてしまうのは本当にスゴい。

短尺動画の作成やVlogなどをやられている方は本当に「iPhoneさえあればOK」みたいな感じです。

家族や友人、ペットとの思い出を、写真だけでなく「クオリティの高い映像で残しておきたい」という方もiPhone13 Proは良い選択肢になるでしょう。

 

「物撮り」などを普段からよくする人

iPhone13proマクロ撮影

物撮りをよくされる方は「もっと寄って質感を伝えたい…」と思うことも多いのではないでしょうか。

僕も普段は「Sony α7C」「SIGMA C 28-70mm F2.8 DG DN」で撮影をしているのですが、もう少し寄りたいなと思う時が多々あります。

iPhone13 Proのマクロ撮影はその悩みを解決してくれる良い選択肢の1つになりそうです。

ここまで寄れると素材の雰囲気が伝わりますよね。

iPhone13pro16-min

一眼レフ用にマクロレンズを買ってもいいんですが、やはりiPhoneで手軽に撮影できるのは魅力的。

iphone12proでのマクロ撮影

ちなみにiPhone12 Proで撮影するとこれ位の焦点距離が限界。

iphone12proでのマクロ撮影

同じ画角で撮ろうとするとピントが全く合いません。

これだけでも買い替える価値を感じられますね。

スマホで快適にゲームを楽しみたい人

ネットサーフィンやTwitterを見る位であれば大幅な性能差は感じられませんが、FPSなど動きの早いゲームをする時はどうでしょうか。

試しに「Call of Duty®: Mobile」を試してみました。

iphone13pro-game-min

「グラフィック品質:最高、フレームレート:最大」という設定で遊んでみましたが、途中でカクついたりすることもなく、非常に快適に楽しめます。

ノッチの面積が狭くなったことで画面もより広く感じられますし、グラフィックもかなり綺麗で、想像以上の迫力。

撮影のためにインストールしたのですが、しばらく遊んでしまいました。

iPhone13 Proはゲーミングスマホと言っても過言ではない性能レベルなのではないでしょうか。

まとめ

iphone13pro

iPhone12 Proと比較しながら、iPhone13 Proの特徴やイマイチなところをまとめてみました。

個人的には買って良かったと思える部分の方が多いので満足しています。

iPhone13 Proの良いところをもう1度まとめてみます。

・最大120Hzの可変リフレッシュレート
・シネマティックモードが楽しい
・マクロ撮影がめちゃくちゃ便利
・バッテリー持ちが良くなった
・光学手振れ補正が優秀

今回はProだけでなく無印のiPhoneにも共通して搭載されている機能も多いので、Proを選ぶ理由というのは少なくなっています。

個人的には「ProRAW」「ProRes撮影」など上位機種しか使えない機能があるとモヤモヤするのでPro以上を買っているところもありますね。

まだまだポテンシャルを生かしきれていないので、これから1年間かけてiPhone13 Proを使い倒しながら、魅力を理解していければ良いなと思っています。

ぜひこちらの記事を参考にしながらピッタリのiPhone選びをしてみてください!

それではまた来年〜!

 

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