「ナノケアのドライヤーが欲しいよー!」
イラストレーターをしている妻(おもちさん)が1ヶ月くらいず~っと欲しい欲しいと、毎日のようにおねだりしてきたパナソニック・ナノケアのドライヤー。
友達の家で初めてナノケアのドライヤーを使った時の髪の毛サラサラ具合に感動したらしく、自分も欲しくなってしまったとのこと。
ドライヤーでそんなに変わるものなのかと疑問に思いつつも、おもちさんの情熱に根負けして2019年9月に発売したばかりのパナソニックEH-NA9Bを購入。
結論から言えば「ナノケア」によって髪の状態が改善したことはもちろん、生活の質自体を大きく向上してくれたので、本当に買って良かったと思える商品でした!
せっかくなので、実際にEH-NA9Bを約1ヶ月ほど使った妻の髪質の変化や、ナノケアの特長などをまとめてみようと思います。
とりあえず今まで使ってきたドライヤーの紹介
今までおもちさんが毎日使っていたドライヤーはこちらです。
だいぶ年季が入ってますw
今はもう販売されていない「テスコム ione naturam CZ290」というもので、4〜5年前に購入したものだそう。
よくぞここまで頑張ってくれた。ありがとう…
ドライヤーとしての最低限の機能をもったシンプルなものですが、ターボでも若干風量が弱く、髪の長いおもちさんは髪を乾かすのに時間がかかっていました。準備で忙しい朝の時間は1秒でも早く髪を乾かし終えたいですよね。
また、早く乾かすために1点に集中して温風を当てなければならないので、髪が高温になって痛んでしまい、枝毛や切れ毛などにも悩んでいたようです。
ナノケア/EH-NA9Bの特長とは?
ナノケア/EH-NA9Bの箱はこんな感じでした。
箱を開封しました。迷った挙句、選んだ色はピンクゴールドに。派手すぎずいい感じの色合いですね。
ナノケア/EH-NA9Bのスペックをパナソニックの公式サイトから抜粋したものを載せておきます。
温風温度 | ホット時:125℃(ドライ・室温30℃の時) スカルプモード時:60℃(室温30℃の時) |
風量 | 1.3㎥/分(ターボ時) |
電源コード長さ | 約1.7m |
本体寸法 | 高さ22.8×幅21.4×奥行9.2cm |
質量 | 約575g(セットノズル含まず) |
機能 | ・「ナノイー」 ・ダブルミネラルマイナスイオン ・静電気抑制 ・「ナノイー」イオンチャージPLUS ・UVケア ・速乾ノズル(本体内蔵) ・セットノズル |
搭載モード | ・温冷リズムモード ・インテリジェント温風モード ・スカルプ(地肌)モード ・スキンモード ・毛先集中ケアモード |
電源 | AC100V 50-60Hz |
消費電力 | 1200W |
もう少し詳しくナノケア/EH-NA9Bの機能や特長をご説明していきますね。
そもそも「ナノイー」って何で髪に良いの?
「ナノイー」が髪や地肌に良いというのは漠然とは分かっている方も多いと思うのですが、そもそもどういった仕組みになっているのでしょうか。簡単におさらいしておきましょう。
「ナノイー」とは空気中の水分を超微粒子化した「イオン」です。
加湿器などから出るスチーム粒子1粒が約6,000ナノメートルとすると、ナノイーの直径は約5〜20ナノメートル。つまりスチーム粒子の数百分の1くらいの大きさです。想像もつかないくらい小さいですね。
では「マイナスイオン」とは何が違うの?となると思うんですが、皆さんも聞いたことがあるであろうマイナスイオンの主体は実は酸素。マイナスの電荷を帯びた酸素に、空気中の微量の水分が融合したものです。
一方でナノイーは水がイオンを包み込んでいるため、水が主体の構造です。その水分量はマイナスイオンのおよそ1,000倍以上にもなります。だから髪がしっとりと潤うんですね!
また、ナノイーは豊富に水分が含まれているためマイナスイオンよりも寿命が長く、しっかりと潤いを与えたい場所に留まって作用してくれます。
さらにナノイーは肌や髪に優しい「弱酸性」なので、ドライヤーはもちろん、美顔器などのスチーマにも活用されているんですね。すごいぞナノイー!
なぜ他のドライヤーよりも髪を早く乾かせるの?
こちらはナノケア/EH-NA9Bを正面から見た写真です。通常のドライヤーとは異なり、送風される部分に区切りがあります。これが「速乾ノズル」です。
赤い部分から「強風」、青い部分から「弱風」が出ることで風に強弱が生まれ、濡れた髪の毛束をほぐすことができるんです。そうすることで風の当たる面積を増やせるので、早く乾かすことができるんですね!
もちろん以前のドライヤーと比べて風量自体もアップしているのですが、風の強弱をコントロールすることで従来よりも格段に早く髪を乾かせるようになっています。
髪や肌のケアまでできる、様々なモードを搭載!
動画は以前の型のものですが、機能としてはほとんど一緒です。
ナノケアの特長を理解するのに分かりやすかったので掲載しておきます。
ナノケア/EH-NA9Bに搭載している5つのモードを簡単にご紹介します。
①毛先集中ケアモード
→毛先の仕上げに使えるモード。センサーが温度を検知しながら最適な温風・冷風を交互に発生させて集中的にケア。髪の広がりを抑え、まとまる髪に仕上がります。
②温冷リズムモード
→髪全体にツヤを出すためのモード。温風・冷風を交互に切り替えながら髪のクセを伸ばし、状態をキープします。
③インテリジェント温風モード
→室温に合わせて温風の温度をコントロールしてくれるモード。夏など暑い時に使えます。
④スカルプモード
→スカルプモードは、地肌にやさしい約60 ℃の温風で頭皮をケアするモードです。近付けてもそこまで熱くありません。
ナノイーが頭皮に浸透することで乾燥を防ぎ、頭皮を健やかな状態にキープする優れものです。
⑤スキンモード
→お風呂上がりや髪を乾かした後の仕上げに、顔に向けてドライヤーの風をかけるモード。ナノイーやミネラルマイナスイオンで肌の潤いをキープすることができます。
個人的に一番驚いたのは「スキンモード」ですね。
よく夏場の暑い時期はお風呂上がりに冷風(強)を顔に当てまくって涼んでいましたが、あれを髪を乾かすルーティーンの中の最後の1つに取り込んでしまうというのは衝撃でした。
EH-NA0Bとの違いは?
2019年9月にはナノケアの上位機種、EH-NA0Bが販売開始されました。
上位機種との違いはどんなところにあるのでしょうか。比較してみました。
EH-NA9B |
EH-NA0B |
---|---|
カラー | |
RP(ルージュピンク) PN(ピンクゴールド) |
VP(ビビッドピンク) PN(ピンクゴールド) W(白) |
ミネラルマイナスイオン | |
○ |
○ |
静電気抑制 | |
○ |
○ |
温冷リズムモード | |
○ |
○ |
静電気抑制 | |
○ |
○ |
毛先集中ケアモード | |
○ |
○ |
インテリジェント温風モード | |
○ |
○ |
スカルプモード | |
○ |
○ |
スキンモード | |
○ |
○ |
速乾ノズル | |
○ |
○ |
イオンチャージ | |
○ |
○ |
温風温度 (室温30 ℃の時) |
|
(室温30 ℃の時)温風モード時:約125 ℃(ドライ時) |
(室温30 ℃の時)温風モード時:約125 ℃(ドライ時) |
風量 | |
1.3 m3/分 |
1.3 m3/分 |
長々と比較表を書きましたが、ご覧いただいた通り実は全く基本的な機能に変わりはありません。
EH-NA0B-PNには水分発生量が従来の18倍となった「高浸透ナノイー」を搭載しています。大きな違いはその部分だけです。
価格はおよそ1万円ほどの差になっています。お財布に余裕のある方は、上位機種を購入するのも全然ありかと思います!
→→パナソニック ナノケア 高浸透「ナノイー」搭載 EH-NA0Bを見てみる
1ヶ月で髪や生活にどんな変化が生まれた?
おもちさん(妻)がナノケア/EH-NA9Bを約1ヶ月実際に使ってみて、どんな変化があったか聞いてみました。
①髪の毛がいつもサラサラな状態でストレスフリーになった
以前と比べてはっきり分かるくらいに髪の毛のしっとり感が増し、サラサラの状態が長く続くとのことでした。これは使用してすぐに効果が実感できたようです。
髪の状態が良いとストレスが軽減されてメンタル的にも良かったとのことでした。確かに機嫌が最近良い気が…
②髪の毛の痛みが軽減して枝毛や切れ毛が少なくなった
枝毛・切れ毛などは少なくなったような気がするとのこと。
これは継続して使用することでより効果が大きくなっていく部分かとは思いますが、使用して1ヶ月の時点でも効果が実感できるくらい変化があったようです。
③朝の忙しい時間に少し余裕を持てるようになった
実際に計測するとほんの数分の違いでしかないかもしれないけど、朝少しでも時間に余裕を持てることは非常に大きいようです。
何より朝の憂鬱な時間帯を気持ち良く過ごすことができることもあり、金額以上の価値を感じているとのことでした。
毎朝おもちさんと僕は同じ時間帯に準備をしますが、確かに髪を乾かしている時間は以前よりも短縮されています。
逆に使っていて何か不満は無いか聞いてみたところ、強いていうなら少し重いというところくらいで、今のところ他には無いようでした。
他に何か気になる点が出てきたら追記していこうと思います。
ナノケアのドライヤーはこんな人におすすめ
正直最初はドライヤーにお金をかけるのはどうなんだろうとも思いましたが、結果的には購入して本当に良かったと思っています。
「ナノケア」によっておもちさんの髪の状態が改善したことはもちろんですが、朝の忙しい時間帯に余裕ができたり、気分良く1日を過ごせるようになったことで、生活の質自体が大きく向上したことがその理由です。
そろそろドライヤーが古くなってきたという方や、髪を乾かす時間を短くしたいという方にはもちろんオススメですが、「生活の質を上げたい」という方にも是非使ってみていただきたいです。
長い目で見れば、毎日使うものに関しては出来るだけ良いものを買う方が費用対効果が高くなる、ということが体感できた気がします。
今回のことがきっかけで「時間を短縮できる」「生活の質が高まる」家電やガジェットなどに関しては積極的に取り入れてみようと思うようになりました。
我が家は古いドライヤーからの買い替えだったので、EH-NA9Bでも大満足でしたが、お財布に余裕がある方や、既に割と良いドライヤーを使っているよという方は、上位機種のEH-NA0B-PNを買ってみても良いと思います!
→→パナソニック ナノケア 高浸透「ナノイー」搭載 EH-NA0Bを見てみる
次は食器洗浄器でも買ってみようかな…