【定番ASMRセット】バイノーラルマイクRoland CS-10EM/レコーダーTASCAM DR-07MKⅡレビュー

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バイノーラル録音中
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どうもKSK360です。

YouTubeにはたくさんの面白い「ASMR」動画がありますよね。

国内だけでなく海外も含めASMRを専門としたYouTuberがどんどん増えていて、年々人気が高まっている印象です。

日本で有名なASMRtist(エーエスエムアーティスト)は「はとむぎ」さんでしょうか。

お隣の韓国は特にASMR熱が高く、クオリティの高い動画が多いです。

そんな「ASMR」を聴くだけじゃ飽き足らず「自分でも作ってみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?実は私もその1人です(笑)

そんな皆さんに手軽に始められて、なおかつクオリティの高い録音ができるオススメの定番ASMRセットをご紹介します!

目次

まず必要なのはバイノーラルマイク

ASMR動画を作るのに最も重要なのは何と言っても録音機材。「バイノーラル録音」ができるバイノーラルマイクを揃えることからまずは始めましょう!

【バイノーラル録音とは?】

ステレオ録音方式の一つで、人間の頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドやシミュレータなどを利用して、鼓膜に届く状態で音を記録することで、ステレオ・ヘッドフォンやステレオ・イヤフォン等で聴取すると、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式である。 -Wikipedia-

バイノーラルマイクを使うことで、通常のステレオマイクでの録音とは異なり、実際に自分の耳で聴いた音に限りなく近い形で録音することができます。

左右の音量差や時間差、頭を通した骨の振動、耳の凹凸などで屈折した音を鼓膜が拾うことによって音の立体感は生まれているんですね。

耳で聴いた音をそのまま再現するために、バイノーラルマイクの上位機種になると「ダミーヘッド」や「耳」を再現した形をしたものが多いです。

有名どころで言えば3Dio Free Spaceですが、なかなか手を出しにくい価格になっています。

初めてのバイノーラルマイクは安くて高音質な【Roland CS-10EM】がオススメ!

 

CS-10EM

手軽にバイノーラル録音をしたい!という方にオススメなのはローランドのCS-10EMです。

 
イヤホン型のバイノーラルマイクでイヤホンの外側にそれぞれマイクがついているので、耳に装着した状態で録音をすれば、自分の聴いている音をそのまま立体的に録音することができます!

比較的手が出しやすい金額なのも嬉しいポイントですね。

Roland CS-10EM開封・スペック詳細

CS-10EM

中身はこんな感じです!

イヤーピースとイヤホンの外側のマイクに取り付けられるウィンドスクリーンが付属しています。

僕はよく外で自然音のバイノーラル録音をするんですが、風が強い日はウィンドスクリーンをつけると軽減されるので助かっています。

詳しいスペックは下記の通りです。

製品仕様
形式 エレクトレット・コンデンサー型
指向性 無指向性
周波数特性 20~20,000Hz
音圧感度 -40dB (0dB=1V/Pa,1kHz)
S/N比 60dB以上
出力インピーダンス 2.2kΩ
消費電流 500μA
動作電圧 2V~10V
製品仕様
形式 ダイナミック型
ドライバー φ12.5mm
感度 102dB (1mW , 500Hz)
最大入力 200mA
再生周波数帯域 15~22,000 Hz
インピーダンス 16Ω
質量 約4.5g(コード、プラグ含まず)
コード 1.5m(Y型)
プラグ Φ3.5mm ステレオ・ミニプラグ(金メッキ)×2
付属品 イヤ・ピース(S/M/L)、キャリング・ポーチ、ウィンド・スクリーン

バイノーラル録音にオススメのレコーダーは?

CS-10EMのマイクは別の機材から電源を供給されて駆動するタイプのプラグインパワー方式のマイクとなっています。

なので基本的にはレコーダーなどと併せて使用することになります。

別途アクセセリーを揃えればiPhone単体で使用することもできるみたいです。録音方法も後日まとめてご紹介します。

僕の場合は「より高音質で録音したい」という目的や「動画撮影の時にも使いたい」ということがあったので別途レコーダーを購入しました。

ロングセラーの定番レコーダーTASCAM DR-07MKⅡ

TASCAM DR-07MKⅡは簡単な操作で手軽にプロフェッショナルさながらの録音ができるということで長年にわたって人気のあるレコーダーです。

まずは録音サンプルを聴いてみてください。非常にクリアで臨場感のある音が録音できていることがわかるかと思います。

DR-07MKⅡは単一指向性のマイクを備えていて、狙った方向をピンポイントに録音できるという特徴があります。

またマイク部分が可動式になっていて、マイクを開いた「A-B方式」では広がり感のある音が、閉じた「X-Y方式」ではよりピンポイントに狙った音を録音することができます。

TASCAM DR-07MKⅡ 開封・スペック詳細

DR-07MKII

TASCAM DR-07MKⅡの外箱です。4GBのマイクロSDカードが付属しており、既に装填されている状態でした。

DR-07MKII開封

中身はこんな感じで本体・ストラップ・電池・説明書だけと非常にシンプルです。

電池を入れて初期設定をすればすぐに使えます。

本体も127gと軽いため、バッグに入れて気軽に持ち出すことができます。

またプロ仕様の高音質な録音ができるのにも関わらず、手頃な価格で購入できるのもオススメなポイントです。

詳しいスペックは下記の通りです。

基本情報
外形寸法 68(幅)×158(高さ)×26(奥行き)mm (X-Y、マイク閉状態)
90(幅)×158(高さ)×26(奥行き)mm (A-B、マイク開状態)
質量 127g(電池を含まず)
付属品 4GB microSDカード、USB接続ケーブル、動作確認用単3形電池2本、取扱説明書(保証書付)
三脚取り付け用穴 1/4インチ・カメラネジ
USB Mini-Bタイプ
フォーマット USB2.0 HIGH SPEED マスストレージクラス
記録メディア microSDカード(64MB~2GB)、microSDHCカード(4GB~32GB)
ファイルシステム FAT16/32
ファイル形式 WAV(BWF)、MP3
電源 単3形電池2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)
パソコンからのUSBバスパワー
専用ACアダプター(TASCAM PS-P520E、別売)
消費電力 1.7W(最大時)
電池持続時間/アルカリ乾電池(EVOLTA) 約10.5時間(録音時 *1、WAV、96kHz、24ビット、内蔵マイク使用時、JEITA)
約17.5時間(録音時 *1、WAV、44.1kHz、16ビット、内蔵マイク使用時、JEITA)
約16時間(録音時 *1、MP3、44.1kHz、128kbps、内蔵マイク使用時、JEITA)
約19.5時間(再生時 *2、WAV、44.1kHz、16ビット、ヘッドホンまたは内蔵スピーカー使用時、JEITA)
録音データ・マイク関連情報
WAV(BWF)
サンプリング周波数 44.1kHz/48kHz/96kHz
量子化ビット数 16/24ビット
MP3
サンプリング周波数 44.1kHz/48kHz
録音ビットレート 32k/64k/96k/128k/192k/256k/320kbps
再生ビットレート 32k~320kbps、VBR対応、ID3TAG Ver.2.4対応
チャンネル数 2チャンネル(ステレオ)、1チャンネル(モノラル)
再生スピードコントロール (VSA) 0.5倍~1.5倍(0.1倍単位)
※44.1kHz/48kHz時のみ
内蔵マイク 単一指向性、ステレオ
A-BポジションとX-Yポジションを切換が可能
内蔵スピーカー 0.3W、モノラル
カットオフ周波数 40Hz/80Hz/120Hz
エフェクター リバーブ(入力信号または再生信号にかけることが可能)
プリセット数 6 (HALL 1、HALL 2、ROOM、STUDIO、PLATE 1、PLATE 2)

録音する時の注意点について

バイノーラル録音を始める前に確認したいのがレコーダー側の録音設定になります。

CS-10EMはバスパワーでマイクが駆動するので、マイク電源をオンに変更する必要があります。

変更の仕方はとっても簡単で「メニュー」→「録音設定」→「マイク電源:オン」としてモニターに波形が出れば録音できる状態です。

僕はこの部分をよく理解していなかったため「全然録音できない!」と30分くらい悩んで時間を無駄にしたことがあります(笑)

皆さんは是非レコーダーの録音設定を忘れないように気を付けてください。

tascam

まとめ

以上、ASMR動画を作ってみたいという方向けにオススメのASMRセットをご紹介しました!

この2つを揃えるだけであなたも立派なASMRtist(エーエスエムアーティスト)です!

手軽にプロ仕様の高音質なバイノーラル録音がしたいという方には「Roland CS-10EM」と、TASCAMのレコーダー「DR-07MKⅡ」の組み合わせが個人的には使いやすくオススメです!

次回は実際に録音した実例などを交えながら、具体的なASMR動画の作り方や音質などの部分をレビューしていきたいと思います。

KSK360でした!

 

★実際にRoland CS-10EMとTASCAM DR-07MKⅡで録音してみました!参考にしてみてください!

バイノーラル録音中

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