[chat face=”ksk360.png” name=”KSK360″ align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”] こんにちは!360度カメラ大好き!KSK360(@ksk360review)です![/chat]
先月の2021年2月末に、RICOHの人気360度カメラ「THETA Z1」・「THETA V」の生産終了が公式発表されました。
【お知らせ】RICOH THETA Z1はご好評につき完売いたしました。
— RICOH THETA official (@theta_official) February 25, 2021
非常に人気のある360度カメラなのでRICOHからの発表は驚きましたが、生産終了の理由や、気になる今後の新製品の発表はあるのか、気になった点を調べてみました。
THETA Z1・THETA Vが生産終了になった理由は?
改めてRICOHが発表した内容を確認してみます。
いつもTHETAをご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
RICOH THETA Z1はご好評につき完売いたしましたのでお知らせいたします。
これは、日本における新たな法規制への対応、及び、使用している一部の部品が入手困難となったことへの対応が理由となります。
THETA Z1・THETA Vが生産終了になった理由は、「日本における新たな法規制への対応」「使用している部品の入手が困難になった」ということが説明されています。
360度カメラ事業を撤退したという理由じゃなくて良かったです。
日本における新たな法規制って具体的に何?
「日本における新たな法規制」とは具体的に何を指すのかはRICOHからは発表されていません。
気になったので少し調べてみたところ「電波法の関連では?」と指摘している方も見られましたが、残念ながら有力な情報は見つけられませんでした。
その辺りの説明をもう少ししてもらいたかったですね。
なぜなら既に使っている「THETA Z1」や「THETA V」は法規制に引っかかるのか、使用にあたってあまり気にしなくて良いのか判断がつかないからです。
THETA Z1・THETA Vの後継機はいつ販売される?
こちらもRICOHの発表にしっかりと記載がありました。
現在、少しでも早く法規制に対応した商品をお届けできるよう急ぎ準備をしており、3月下旬頃にはご案内できるものと考えております。
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
「2021年3月下旬頃」に法規制に対応した商品を発表するとありました。
その商品が全く新しいTHETAシリーズなのかは不明となっており、3月下旬の発表が気になるところです。
THETAの開発チームはROCOHから独立している
THETAの開発チームはRICOHから独立して「ベクノス」という新会社を立ち上げています。
リコーの360度カメラ「RICOH THETA(リコー シータ)」シリーズの開発で中心的な存在だった生方秀直は、開発チームとともにリコーから独立し、代表取締役(CEO)としてベクノスを率いることになった。ベクノスは同社の最大の出資者でもあるリコーの子会社として活動することになる。
【引用】https://wired.jp/2020/03/26/vecnos-360-camera-company/
そのベクノスが発表したのが、ペン型の360度カメラ「IQUI」です。
持ち運びのしやすさやSNSへのシェアなどの機能を強化し、より気軽に使える360度カメラというのがコンセプトのようです。
THETAの開発チームが独立してしまったこともあり、今後THETAシリーズが消滅してしまうのではないか…と個人的に心配していましたが、どうやらRICOH側でTHETA事業を継続して展開・開発しているようです。
RICOH THETA プラグインのdeveloper surveyを 3/11までやっている。
surveyを実施するぐらいなんだから、 プラグインが動作する機体( V と Z1)を製造中止のままにして後継機を出さない、ってことはないよね。
(PlayMemoriesみたいに辞めないで欲しいなぁ。)— Ryoji Sakai (@MRSa) February 24, 2021
またプラグイン開発者向けの調査なども継続して実施しているようなので、新シリーズを期待しても良さそうですね!
THETA Z1・THETA Vはもう手に入らない?
THETA Z1・THETA Vが生産終了になったことを受けて、AmazonなどのECサイトや中古の価格がかなり高騰しているようです。
360度カメラの定番、リコーTHETAの上位機種Z1とVが、いつの間にか完売していました。
公式ショップは品切れで、Amazonでは21万円とプレミア価格で取引されています。https://t.co/xfdTWisaJ3 https://t.co/YxgzZQpAC5— ブタトン (@_pig_satisfied) March 9, 2021
試しに「THETA Z1 中古」で調べてみましたが、40万近くまで高騰していました…!
定価の3倍以上のプレミア価格です。(2021年3月現在)
特に「ZHETA Z1」は販売しているショップもほとんど無く、もしAmazonや楽天などのECサイトや、メルカリなどで中古品が安く売っているのを見かけたら、かなり貴重なので購入しておくと良いかもしれませんね。
THETA新シリーズの発表を楽しみに待とう!
Theta Z1 – Spherical Image – RICOH THETA
THETAシリーズは本当に性能が良く使いやすい360度カメラなので、新シリーズが発売されるのが楽しみです。
「THETA Z1」に関しては現在販売されている一般向けの360度カメラの中で最も綺麗に静止画を撮影できるカメラだと思っています。
個人的には静止画と同じくらいのレベル(7〜8Kの解像度)で動画が撮影できる360度カメラを販売してくれないかなと期待しています!
色々と妄想を膨らませながら3月末の発表を楽しみに待ちましょう!
2021年4月28日に新型のTHETA Z1が発売されました!内臓メモリーが19GBから51GBへと増量して、データ量を気にせず撮影ができるようになりました。
RICOH THETA Z1、内蔵メモリーが増量して再販されるのは嬉しいんだけど…出来ればmicroSDとかが入るようにしてくれるとありがたいよな😭 pic.twitter.com/ZB8FWCZsSX
— KSK360@VRとガジェット好き (@ksk360review) April 11, 2021
正直な感想としては若干インパクトに欠けましたが、THETA Z1は1台持っておきたい素晴らしい360度カメラであることに変わりありません。
容量が増加した新しいTHETA Z1の購入を是非検討してみてください!
VRヘッドセット、Oculus Quest2と360度カメラの組み合わせも楽しいので興味をお持ちの方は読んでみてください!